バンダというのは、ストライキのことで、お店や道がすべて閉まるという意味でみんなバンダと呼んでます。バンダの日は、朝6時~夕方6時ごろまでバイクや車は道を通ってはならず、バスなども通らないので、みんな結局歩いて目的地まで行くということになります。
ネパールの人たちはバンダ、慣れているので会社に通勤する場合は1時間~2時間程度の徒歩圏内であれば、歩いていきます。
その日はどうしても行くところがあり、私たちも歩いていきました。
結構人が歩いてます。みんな自分の足で歩いていくんだな~ |
てくてく歩いていると、放牧している広場があったり・・・空港の近くでもまだ放牧してる人がいるんですね。みーんな外にでて、日向ぼっこしてます。 |
目的地に着くのに1時間半くらいかかりました。
久しぶりに歩いたので、足がなまってました・・・。他の人に聞いたら片道3時間かけてきた人も。なのにみんななんてことないって感じで笑顔なのです。
目的地で2時間ほど過ごして、帰りももちろん歩いて帰ります。
帰りに目があった野良犬が私たちの後ろをついてきました。
ほんの一瞬目があっただけなのに、なぜか私たちについてきてくれました。
あげる食べ物も何もないのだけれど、ときどき犬には冒険心が芽生えるのでしょうか。
自分の縄張りを超えて、てくてくと歩いていきます。
結局私たちの街の近くまで、他の犬にかなり吠えられて、追い返されてましたが、そこまで着いてきてくれました。
おかげで帰り道はなんだか早く歩けました。
私たちが家路につくころ、バンダが解除されて車が動き始めてました。
歩くと見える景色は全然違いますね。
毎日あると大変なのですが、バンダにも感謝かな。
2 コメント
バンダで、車の走っていないカトマンズの街は、また違って見えるのですね。
広島の川沿いの樹々の枝に、多くの鳥たちが集っているのを目にします。冬は鳥達の楽園のようです。
自然に暮らしている犬ってこういう行動をするんだと驚きでいっぱいです。
なんだか桃太郎にでもなったような・・・
自由を楽しむ心が犬もあるんだなと。