で、今回は2000-3000mにある村々を訪れて、台所に入ることができました。
シェルパ族、高地に住むタマン族はその台所のきれいさでかなり有名。
彼らにとっては台所は心臓で、お客様を通すのも台所、神様を祀るのもの台所、ご飯を食べる、寝るのも台所の近くと、台所をきれいにすることが非常に大切と考えている民族です。
入ったら「うわ~」と声があがるくらい、きれいな台所。 必要な道具はすべてきれいにディスプレイされています。 棚は木彫りで非常に高級感もあります。 |
神様を祀る場所も台所。ほかの民族は別の部屋があるんです。 すべて台所で行うので、かなり広くとってあります。 座っているとかなり落ち着きます。 |
道具はすべてピカピカに光るまで洗うので、ピッカピッカしてます。 アルミの食器も、ステンレスのようにピカピカに磨いていて、かなり気持ちいい!
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言葉も違う、習慣も違う。
食生活や使うスパイスもやはりそれぞれのものがあります。
高地で暮らすことの知恵や、スパイスやハーブを上手に取り入れて、厳しい環境でも元気に暮らすことの知恵などなど。台所に入ってお話をしたり、民族のお料理を食べたり。
こうして別の民族の生活に入ることは、非常に新しい刺激と知識を得ることにつながります。
またお料理教室でみなさんにネパールで学んだスパイスやハーブの知恵を提供していきたいと思っています。
楽しみにしていてください。
2 コメント
全部が祭壇のようですね。
うちの台所も使いやすく、美しくしたい!
それにしても、色々な文化が同居しているすごい国ですね。
本当にうっとりする台所でした。
きれいにしているところに座ると、居心地が良くて、ずっと座っていたい気持ちになりました。
ビザもパスポートも使わず、別の国に行ったような感覚です。ネパールは奥深い国だなあと改めて認識を新たにしました。