むくろじの木の実にはサポニンが含まれていて、石鹸のように使えることからソープナッツと呼ばれています。
村の人たちはソープナッツでウール物を始め、フリース、そして体や頭を洗ったりするのに使っています。
今日は村で生活していたお母さんからソープナッツでウール物を洗う方法を伝授していただきましたので、みなさんにシェアします。ネパールでも愛用しているウールのスリッパ。
これとセーターを2枚、洗いました。
まず、ソープナッツを5-6個水につけて常温で一晩おきます。
一晩おいたらソープナッツの内側にあるサポニンがとけでてこんな色に。
ソープナッツの殻を手でもむとさらにサポニンがでてきます。
ソープナッツの液だけをまずバケツに入れてしっかりとまぜると泡がでてきます。
そこに水を入れて混ぜ、洗濯物を入れてあとは手洗いするだけ。
手洗いしたら水で洗い流して干します。
こうしてしっかりと洗った私のセーターとスリッパは新品のような仕上がり。
柔軟剤もいらないし、形崩れもない、逆に形が整えられて本当にきれいな仕上がりでした。
ネパールの村ではこうして作ったソープナッツ液でさまざまなものを洗っています。
ソープナッツの液は手あれもないし、なによりこの仕上がりで大満足!
ソープナッツ、持っている方はぜひ試してみてください!
2 コメント
この方法だと本当に簡単で、あとはとてもきれいに仕上がるので、びっくりです。
ウール物を大切に保管できるのもよい点です。
あと私はこのソープナッツ、2回使いました。
使った後さらにお水を加えて一晩おき、次の日の洗濯物へと利用しました。
自然って必要なものすべて与えてくれているんですね。