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牛の朝ごはん


牛を家畜として飼っているおうちの朝は早い。

5時半から起きて、牛の世話をします。




とうもろこしの粉、大根やニンジン、大根の葉っぱ、人参の葉っぱなどなど・・・ぐつぐつ煮込んで作ります。
これで人間の食べた残り物などすべて入れて、残飯もでないし、無駄がありません。
かなりおなかすかせてます。じーっとみて、「ごはんまだ~?」と。

先ほどぐつぐつ煮込んだごはんにお水を加えて少しぬるめにしてからあげるとこうやってバケツに顔を突っ込んで一生懸命食べます。その後、乾燥した草、フレッシュな草を順に与えて食事タイムは終了です。


こうして牛のお世話をし、食べる草を刈りに山へ行き、はじめておいしい牛乳を子牛が飲む量から少し、わけてもらえます。

日中は放牧をして、適度な運動、おいしい草をしっかり食べて、できる牛乳は砂糖を入れてないのにあまくてびっくりします。

ネパールでは牛乳は神様に備える儀式にも使いますし、牛乳からヨーグルトを作ったり、ヨーグルトからギーを作ったり、甘いお菓子もほとんどが牛乳から。とかかせない存在です。

だからネパールの人は牛を本当に大切に育ててます。

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