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ネパールのお祭り ダサインが始まりました

昨日からネパールの伝統的なお祭り、ダサインが始まりました。
今日から少しずつダサインの紹介も、していきますね。

昨日から次の満月の日まで、15日間続きます。
ダサインは家族が一緒にいることへの感謝、そしてコミュニティの結束をより強くすることを願って、行われるお祭りです。

15日間、政府関係のオフィス、会社、そして学校はお休みとなります!
ダサインの前はみんなふるさとへ帰れるのでなんだかそわそわ~お祭りモードです。

遠方に住んでいる家族の元へ、みんな帰ります。人によっては3日かけて帰る人もいるんですよ!
海外からもこのダサイン目指して帰郷する人もいます。


ダサインは15日間続きますが、初めの日、7日目、8日目、9日目、10日目が中でも重要な日です。
ちなみにダスというのがネパール語で「10」を表していて、ダサインというのが10日目という意味なんです。

毎日さまざまな儀式が行われるそうですが、お母さんは儀式のために必要なものをそろえるので、忙しいんです。


初めの日はお母さん、おうちで誰よりも早起きして、朝お風呂に入り身を清めてから儀式を始めます。

これがダサインの代表的なお供え物。
Ghata(ガタ)と呼ばれるポットです。まわりについてるのは大麦です。
ダサイン初日はこのポットを準備して、四角く仕切られた床の中央に備えられます。

ポットを置くことで、シャクティという女神様の力が地上(土、砂)にいるということを意味しています。
このポットを置く場所には、大麦をさらにまき、女神様のベッドを作ります。



この灯かりをつけるための芯部分もお母さんの手作り
 



このポットを置く場所は、暗くして、灯かりをともし続けます。

灯かりをつける芯部分は手で紡いで作るのですが、これ本当に難しいです。
ネパールのお母さんたちは当たり前にできるのですが。何本の糸で作るかも決まっているんです。

ダサインが始まるとおうちに人がたくさん来るので、お母さんたち、忙しいです。

明日はダサインで祭られる神様について紹介しまーす。

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