ネパールのカレンダーによると、今年は2072年です。
この記念すべき新年の日より新しい法律が加わりました。
環境省の発表によると、新年の日以降、ネパールの首都カトマンズ盆地では、「プラスチックを使わないエリア」となりました。
宣言を行った日には環境省の大臣と数百人の若者が「プラスチックフリーゾーン」キャンペーンのため、行進を行ったそうです。人々の認識を改めてもらうためです。(写真はekantipurより) |
ポリエチレン製のプラスチックバッグは40ミクロン以下の薄さのものはすべて禁止されたそうです。ポリエチレン製のプラスチックバッグというと、日本でいわゆるスーパーで使うようなプラスチックバッグですね。
抜粋記事はこちらから
こんな思い切った政策始めてどうやって人に守らせるのかなと心配してましたが、使った場合、その人も提供したお店も罰金を払うというきびしーいペナルティをつくったみたいです。早速警察が厳しく取り締まりを行っているそうですよ。
もともと自然に還るものしかなかったネパールの村にも、ここ数年でプラスチックが入ってきて、村の人も街の人のプラスチックバッグをその辺に捨ててしまうので、川も汚れ大変な問題になっています。
これとっても素晴らしい取り組みだと思います。
まずはカトマンズから開始して徐々にカトマンズ外もこの決まりを適用するそうです。
このタイミングで規制を作ったネパール、さすがです。プラスチックバッグが浸透してしまうとこういう規制をするのが非常に難しいですから、今なら人の意識も変えれるでしょうね。
日本はもう完璧にプラスチックが浸透してしまっているので、こういった思い切った政策は難しいかな・・・。
プラスチックバッグはその手軽さからあっという間に生活に広がってしまいましたが、人口の増加した現代では私たちが毎日使うことでとんでもない量のプラスチックが生産され消費されています。
使わないという取り組みにすれば数は絶対的に減ります。
私たち日本でもプラスチックバッグに頼らず、意識を変えていかないといけないな~と。
HimalayanYukiも、引き続き簡易包装でみなさんにご協力をお願いします!
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