ネパールは多民族国家です。103個の民族があり、93個の言語があります。
今日はソナムロサールでした。
ロサールとは、新年を祝うお祭りで、今日がロサールの初日でした。
タマン族を初めとする仏教民族の人たちが集まり、民族衣装を着て、新年の初日をお祝いしていました。あちこちで民族衣装に身をまとった人たちを見かけます。
(写真は今年の干支、辰をかかげて祝う、タマン族の人たち。nepalnews.com より抜粋)
多民族国家だけあって、ロサールも一年に数回あるんです。
それぞれの民族がそれぞれのロサールにお祝いをします。
初日の今日は師匠に感謝をしに会いに行き、師匠から一年無事にすごせるように、祈願してもらいます。ロサールは数日行われますが、まずは師匠への感謝から一年が始まります。
民族の意識のない日本人からすると一年に何度も新年があるなんて不思議な感覚です。
今日はロサールということで、祝日です。
ネパールではこうした民族ごとの行事も、お互いの民族を理解する上で大切と考え、他文化理解のために貴重な機会と尊重しています。
3 コメント
お祭りなどがたくさんあるのも嬉しいかも!
師匠に年始のご挨拶かぁ。
師匠の存在は大きいんでしょうね。
広島は寒いですか?
他民族がいて、それぞれが違うのにまとまっているのは日本人としては不思議な感覚です。
ロサールも複数回あるそうで、それぞれすべてが祝日だそうです。
ネパールは他民族国家なりのお休みが結構あるだろうなあと感じます。
日本だと一番に家族や両親に会いにいくのですが、ネパールでは師匠に一番に感謝を。
師匠の存在はとても大きいです。
師匠がいるって日本ではあまりないから、不思議な気がします。
茶道とか、武道とか、道がつくものをしている人ならいそうだけど。
感謝の気持ちから始まる一年いいですね。