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村の生活~とうもろこし編~

ネパールはカトマンズも世界遺産にあふれ、歴史的な建物も多く感動します。
最近は近代化も進んできて、古いものと新しいものが同居しているようです。

カトマンズを離れると、村の生活を見ることができます。

特に山岳地帯に住む村では今も自然に基づいた生活を送り、独自の文化を受け継いでいます。

村では家畜を飼い、自分たちでヤギや水牛、鶏を育て、農業もおこなっています。

この人たちの生活をじーっとみていると、これこそが循環型農業だな~と思うわけです。


私たちが訪れたのは、ちょうどとうもろこしの植え付けが始まる季節の少し前。

収穫したとうもろこしはこうやって乾燥し、必要なときにとります。ネパールではおやつのときにとうもろしを炒って食べたり、粉にしてパンを作ったり、さまざまなお料理に使います。これは昨年の分の残り。

残ったとうもろこしは、しっかりと乾燥されてますので、皮をといり、粒を取りこれを次の種として使います。乾燥してるので、けっこう固くて、粒をとるのはこれまた長年の経験のたまもの。しっかり乾燥しているので、必要なときに使えるんですね。種としてだけでなく、保存食としても保管します。

残った皮と芯はヤギのえさになったり、燃料として使ったり。とにかく無駄なものがないんです・・・。

ちなみに、とうもころしがなっているいわゆる茎部分は、また柵として使用します。

本当に無駄がないし、ごみがでないし、感心します。

こうした村の生活はカトマンズの都市化により、少しずつ変わりつつあります。

ネパールの村を見ることで、自然とともに暮らすことの素晴らしさを学ぶことができます。

あと数年でネパールの村も変わっていくでしょうね・・・。

機会があったらぜひ!村の生活を見に訪れてみてください!

おすすめです。


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