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ヒマラヤと水牛

ネパールの村では家畜として水牛や牛を飼っています。

水牛の牛乳は脂肪分が高く、貴重な栄養源。
お客さんが来たときにも、水牛がお乳をだしてくれれば、おもてなしとして出してくれます。



ネパールではこうして放牧させて草を食べさせるか、村人が山からおいしい草を刈って、持ってきて食べさせたりします。

車が通らない村は特に空気もきれいで、ほこりやごみもありません。
(牛たちは誤って捨てられたプラスチックごみを食べて病気になることがあるそうです。)

こうしたところで自然に生えた草を食べて、自分で刈って来た草を食べさせて、子牛の分もとっておいて、その残りをようやく私たち人間にわけてくれます。
ヒマラヤを眺めながら草、食べてます

こうして得られる貴重な牛乳。毎日もらえるということもないので、本当に貴重です。
味も格別、本当においしいです。

ネパールの村ではまだこうした生活を見ることができます。
ネパールにも発展の波がじわじわとやってきていて、村の生活もだんだんと変わり始めるのかなと感じています。

こうした生活を見ることで、私たちが生活からは得られない、経験から得られた知恵に触れることができます。

ネパールの村の生活を見ることは、本当にお勧めです。
厳しい自然の中でどうやって人々が知恵を貯めて生活しているか、それに触れることで、自然から離れて暮らしている私たちの暮らしをまた別の角度で見直すことができます。



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2 コメント

ちぇりーむーん さんの投稿…
最近、気づいたのですが、動物性だから悪いとかではなくて、日本の動物をいただく姿勢が悪いのだと思うようになりました。牛乳もネパールの村の人たちのように、自分たちの一部として一緒に暮らし、大切に育て、それからありがたくその恵みをいただいていると、牛乳が病気の原因になったりなどはしないのだろうなあと思います。なかなか発展してしまった国では難しいのかもしれないですが、こういうスローな環境の中で動物を育て、それからその恵みをいただく姿勢を取り戻したいものですね。
HimalayanYuki さんの投稿…
人間も自然の一部です。
自然から学ばなければ何から学ぶのでしょうか。
自然が与えてくれた食べ物から安心を得なければ何から安心を得るのでしょうか。
自然にあるものを正しいとおもわなければ何を正しいとおもうのでしょうか。