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いざ、みそぎの時



ネパールは水が大量にある国ですが(世界2番目)、インフラの整備がまだまだ十分にある国ではないため、
お水は十分にありません。
お湯も冬の朝はとても冷えるので、お湯をひねっても水がでてきます。

ネパールでお風呂に入るときは、大体バケツに水をためて、少しずつ使って体と頭を洗います。
この間来た時はまた初春の頃。

なんとかお湯もでていましたが、今は一番寒い冬の季節。
ネパールの人たちは大体お日様がでる時間にお風呂にはいってそのあと日向ぼっこをしてだんだん暖かくなるのですが・・・。

私は仕事があるので大体朝の寒い時間に入るしかありません。

結構冷たい水なので、できるだけお風呂に入らないようにしていましたが・・・。
頭がそろそろかゆくなってきたので、今日は覚悟を決めてはいることにしました。

最初は頭洗って・・・

次は足・・・

ちょっとずつちょっとずつ 水をかけていましたが・・・

だんだんめんどうくさくなって(寒いので)一気にかけちゃいました。
とっても寒いのですが、意外に気持ちいい。その後走って外にでて、お日様の日の下、猫のようにじっとしていました。

体が清められた感じがして気分もすっきりです。

しかしいつも驚くのは、1杯のバケツに汲んだ水。
体を頭を洗うのに使いましたが、ぜんぜんあまるのです。

日本は水もインフラも整ったすばらしい環境。
お風呂にこの何十倍ものお湯をためてはいるなんて・・・
なんてぜいたくなんでしょう

1杯のバケツの水に思いをはせる1日の始まりでした。

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