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2日目のカレーはなぜ旨い?

翌日のカレーが美味しいって気づいてる人は結構多い。
だけどその理由まで深く考えたことのある人は少ないかも!?
料理は科学!ということで、科学的な観点から「2日目カレーの旨さ」にせまります!

味の熟成

カレーの美味しさが2日目に増す主な理由は、味の熟成にあります。カレーはスパイス、野菜、肉などが複雑に絡み合ってできる料理です。これらの材料が一晩をかけて、さらに深く結びつき、全体の味わいが一層豊かになります。

  1. スパイスの調和: スパイスは時間が経つほどに風味が混ざり合い、調和が取れてきます。これは、スパイスが油や液体中でゆっくりと拡散し、それぞれの香りと味が互いに染み込むからです。例えば、クミンやコリアンダー、ターメリックの香りが一体となって、より複雑で奥深い味わいを生み出します。


  2. 具材から旨味成分が染みだす: 2日目のカレーは、肉からアミノ酸、野菜からグルタミン酸がしみて、旨味成分がマシマシ。なんとも言えない甘味や旨味が加わり、旨さ倍増するのです。


  3. 食材の分解: 時間が経つと、酵素の働きによって食材が少しずつ分解されます。これが、カレーの風味をさらに深める要因となります。例えば、玉ねぎの甘味がより引き立ち、トマトの酸味がまろやかになります。唐辛子パウダーをいれすぎて辛くなっちゃった場合も2日目になると味がまろやかに落ち着くのはこのおかげです。

温め直しの効果

2日目のカレーを温め直す過程でも、味がさらに良くなります。

  1. 水分の蒸発: 温め直すときに余分な水分が蒸発し、ソースが濃縮されます。これにより、風味が強調され、味に深みが増します。

  2. 味が美味しくなるルール: カレーは煮込み料理。煮込み料理は「加熱→冷める→再加熱」することによって、味が染み込むという黄金ルールがあります。だから翌日温めなおしたスパイスカレーは最高に美味しくなるのです!


保存のポイント

スパイスカレーは2日目が美味しいから!といって、常温で作った調理器具のまま保存してませんか?実はこれNG行為です!



  1. 冷蔵保存: 作ったカレーは、必ず冷ましてから冷蔵庫に保存しましょう。温かいまま保存すると、細菌の繁殖が進みやすくなります。

  2. 適切な容器: タッパーウェアやジップロックの袋など密閉できる容器で保存しましょう。匂いうつりを防ぎます。


  3. コーティングされたフライパンのまま保存はNG!: これやってる人結構多い。(いや、私も昔よくやってました)コーティングされたフライパンは長時間の保管にはむかないのです。冬場など作ったカレーを調理道具のままおいておく場合も、ステンレスの鍋で保管がおススメ。食材を長くおくことで、コーティングがはがれやすく、劣化しやすくなるためです。


まとめ

スパイスカレーが2日目美味しくなる原理と保存方法を知っておくとスパイスカレーがより楽しめますね!スパイスカレーが美味しくなる原理を利用して、「時短」なのに「美味しい」&「健康バランスの良い」スパイスカレーはここで学べます!

GREENキッチンで紹介しているスパイスカレーは慣れてきたらほとんどが30分で作れる驚きの時短なのに味は本格派!これはスパイスカレーが美味しくなる原理を活用しているから!


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