カトマンズでは17時から20時ごろに最終バスが出発します。(行き先により最終時間は異なります)
日本みたいに時間が決まっていないので、来たバスに乗ります。
18時をすぎるとバスやマイクロがなくなる可能性が高いということで、17時ごろから仕事を終えておうちに帰る人であふれています。
大体17時前くらいのバスに乗ると、こんな感じで人があふれるくらい乗ります。
外から見ると、「うわ~あんなに人が乗ってる!」と楽しみながら見れますが、ひとたびこの中に入ると大変です!
日本の東京の朝のラッシュのときみたいです。
足は踏まれるし、荷物と体が別の場所に行かないように注意しておかないといけません。
めがねがはずれたり、靴が片一方どこかにいったりと結構大変。
ぎゅうぎゅうのバスに乗って帰るのは、ネパールの人にとっても結構きついものです。
こんなバスの中でもいろんな光景を見ます。
たとえば、
お年寄りはつぶされないよう、優先的にドライバーの隣の席へ。
小さな子供が2人いる場合、一人はお母さんのひざの上、もう一人はまったく知らない人のひざの上へ。
荷物があったら座ってる人に渡せば持ってくれます。
ぎゅうぎゅうに詰めて座っている椅子でも、さらにつめたらもう一人入れそうならみんなおしりを寄せてつめてくれます。(日本ならそれは座る席とはいわないくらいの、1/4分の席ですがそれでも助かります!)
これは誰が作ったルールではなくて、自然にみんなの心からあふれてくる優しさからなる行動です。
ぎゅうぎゅうの満員バスに乗るのには体力がいりますが、こういう光景を見れるので、降りた後は心がほんわかしてます。
自然にあふれる人の優しい行動にはいつも心うたれています。
2 コメント
終バスが6時ということは、残業なんてないのかなぁ。
みんな早くお家にもどるんですね。東京なみのラッシュにはビックリだけど、家路につくのが早いのはいいですね。
みんな満員バスの大変さを知っているので、できるだけ負担が軽くなるよう、協力してくれます。
バスの時間をすぎたら帰る手段がないので、残業はレアです。バイクや車を持っている人は例外ですが。
そうですね、ネパールの人たちが健康を保っているのは、残業が少なくて規則正しい生活をしているからだとおもいます。