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ネパールの電力事情

ネパールは水力発電のみの国です。

村の山を歩いていると、パイプをずーっとつないで水を運び、高いところから低いところへ流すことで水力発電をしているのをよく見ます。


空から水が降ってくるような、立派な滝。
ここにもパイプをひいて、水力発電をしています。
パイプから流れた水が、最後下にある小屋に入り、水力発電がおこなわれています。
おかげでこの地域は計画停電なし。
ネパールは水の保有率は世界第2位をほこりますが、インフラの整備が遅れているため、電力不足です。ラムジュン州ではカトマンズへ電力供給をしていることから、ほとんどの場所で計画停電がありません。

カトマンズは今は12時間ほどの計画停電が毎日あります。
水力発電なので、雨季は計画停電が少なくなります。

みんな電気が来ない!と電力が少ない村やカトマンズではぶーぶー文句を言ってはいますが、水のみの力で発電してるって私から見ると素晴らしいなと思うわけです。

経済を発展させるという意味では電気は不可欠なわけですが。
インフラが整備されてヒマラヤの雪解け水から流れた水がこうしてネパール全体の電力供給に役立てる日がいつか来たら、とっても素晴らしいことだなと思うわけです。




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2 コメント

ちぇりーむーん さんの投稿…
水力発電で出来る範囲での暮らしをしていて、本当に理想的ですよね。日本も見習うべきですよね。
HimalayanYuki さんの投稿…
ちぇりーむーんさん

そうですねえ、日本はすでに電力が24時間供給されている状態なので、その状態から計画停電して暮らすということは想像もできないことだと思います。
経済発展のためには電気はマストですが、地球規模で考えるとこのペースでの成長がきっとちょうどよいのかなと思うのです。