ネパールの村ではトウモロコシを作るところ、多いです。
乾燥して長く保管できるし、みんなおやつにもよく食べるし。
で乾燥したとうもろこしを挽いて粉を作る女性に遭遇。
ちょっと見せてもらいました。
こちらでは石臼で挽いて粉を作ります。
どこのおうちでもあるわけではないので、もっている人の家に借りに来るんです。
中央のくぼみに乾燥したとうもろこしを入れて、ぐるぐると回して挽きます。
すると、粉が間からでてくるというシンプルな仕組み。
女性は休みなく入れて回して入れて回してを繰り返します。
この石臼には2種類あるのですが、1つはとうもころし用(かなり固い)。
もう1つは豆やお米を挽いて粉を作る少し柔らかいもの用。
とうもろこし用はかなり重いです。こうして1人で入れて回して挽くのはかなりの技術が要ります。
別の村では2人で行うそうです。
「こっちを向いて」というとこの笑顔。
朝4時から6時までずーっと挽き続けることもあるのだそうです。
そうしたら汗びっしょりになるのよと。
こうして作るとうもろこしの粉は機械で挽いたものとは味が違うと言います。
だからこれで挽くのよと。
手で挽いたものの味を子供に伝えることも、大切な伝統をつないでいくことの一つですね。
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