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ルンビニにて: 朝食編

ルンビニの旅について少しお話します。
仏教の修道院にて宿泊させていただきました。そこで僧侶が食べる同じ朝食をいただきました。

朝食はこんな感じです。


この朝食を見たとき、少し意外だったのがインスタントヌードルでした。僧侶の方もインスタントヌードルを食べるんだとちょっと驚いたのです。

そのほかはロティという平らなパンや、野菜のいためもの、そしておかゆというネパールだとうなずける内容。食事中にいろんなお話を聞きました。

僧侶は自分で料理をすることは基本的に禁止されているのだそうです。なぜなら料理をするということは、いろんなものが必要になります。材料や道具までいろいろ。
とすると今日は塩がないとか、油を買いに行かないといろんなことを考えます。その考えが真理を追求するのに邪魔になるのだそうです。

僧侶は日常のことを考えることではなくて、仏教の教えを広めるために時間を使わなくてはいけないということですね。

私が一番驚いたのは、仏陀はベジタリアンになりなさいと教えていないということです。
なぜなら、人々からもらう食べ物は、安い魚だったりするのだそうです。それより高い野菜がほしいとは絶対に言ってはいけない+言えないそうです。
仏陀の教えでは
「どんなものでもいただいたものに感謝して食べること。自分で何が食べたいということを要求してはいけません」ということでした。

僧侶の方たちは、寄付や捧げられたもので生活をしています。それで私はインスタントヌードルもきっとそうなんだろうと合点がいきました。

私たちの日常はものがあふれ、これを食べたい、食べたくないと選択しています。
自分自身の生活を振り返って、感謝して食べることの大切さにはっと気づかされました。
与えられたものに感謝していただく。
食べ物だけでなく、いろんなものに対して言える真理ですね。

広島ブログ

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