大人遠足期間中、参加メンバーのおおあさふれあいりんご園さんお宅にお邪魔させていただきました。
りんご園さんは2006年から無農薬でりんごを育てることを始めた女性2人です。大朝の山間で無農薬のりんごの栽培にチャレンジ中です。
りんご園
一口に無農薬というと簡単なように聞こえますが、実はりんごの無農薬栽培というのはものすごく難しいことです。(話を聞いてよくわかりました!)
りんごはもともと日本の果物ではないとみなさん、知っていましたか?
私はお恥ずかしながら知りませんでした。日本でもともと育っていなかった野菜や果物って結構あるのですよ。りんごもその1つだそうです。
つまりりんごは日本の気候で自然に育てるのは難しいのです。
元々農薬を使ってりんごを作っていたそうですが、農薬を散布するときや作業中に体に湿疹がでたりしたそうです。もともと無農薬栽培をしたいという希望があったりんご園のオーナーさんが、無農薬で育てることを決意したのが2006年。
これは大きな決断です。りんごがとれる保証はない、そんな状況でも無農薬で育てることを決意されました。
最初の年は、農薬に木や土が慣れていたため、りんごが全滅だったそうです。
4年目に入った今でも形があまりよくないりんごが採れる、つまり出荷にはまだ難しいレベルだそうで、ジャムやお酢に加工しています。
自然のペースはゆっくりだけど少しずつ変わってきてくれてるのがわかるとりんご園の二人は言います。土に生える草も以前と変わってきたと。
そんな話を聞いていると、私たちの大量消費の生活が自然のペースを無視して、あせりすぎて、異常なペースなんだろうなと思いました。
いつでもスーパーに旬でもない野菜がならんで・・・。
便利かもしれないけど、自然ではない。
りんご園の二人を見て、人ってやりたいことを思いっきりすることが一番幸せでいられるんだなあと思いました。りんごの無農薬が難しいと言いながらも、やりたいことをやっているお二人は幸せそうです。
今年の春からウーファーさんという登録して農業のお手伝いをしてくれる人たちの受け入れを始めたそうです。私たちが泊まらせていただいた夜も、フランスから2名の女性がウーファーさんとしてりんご園さんのところに。
夜ごはんはK氏作ネパール風パスタ、りんご園さん作おやきとサラダ、フランス人ウーファーさん作フォカッチャ。広島人とネパール人、そしてフランス人。なんかおもしろい組み合わせ。
野菜たっぷりのおいしい夕ご飯となりました。
とにかく濃厚でとても楽しい夜でした。
りんご園さん、ありがとう。
りんご園さんで作っている無農薬りんごを使ったジャムやりんご酢。
ジャムはとてもおいしく、りんご酢はとても美しい。
こういう自然に育ったおいしいものを食べることが1番のぜいたくだなあと感じる今日このごろです。
興味ある方はこちらから、どうぞ~
りんご園のオーナーさんのブログはこちらから
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