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ネパールのバイリンガルの裏事情!?

昨日に引き続いてネパールのバイリンガル事情について、今日は「なぜ」ネパールでは語学教育か進んでいるかについて説明したいと思います。

ネパール人は、教育を受けている人たちは大体2-3ヶ国語話せます。(というとこのタイトルには語弊があるかもしれませんね・・・。マルタイリンガルというべきか・・・)
1つは母国語であるネパール語、もう2つはヒンディー(インドの公用語ですね)と英語です。

日本人からするともう1ヶ国語でも大変なのに!

ワールドヨガディに参加していたときであった男の子もインドへ留学をしていました。
彼もヒンディーも英語もOK。インドで勉強することも言葉の壁も問題ないと言います。
私が
「2-3ヶ国語も話せていいなあ。私たち日本人にとっては1ヶ国語を習得するのに、ものすごい苦労するんだよ。ほとんどの人は英語話せないしね」
というと、彼はきっぱりこう言いました。

「それは日本が豊かで雇用の機会が国内で十分にあるからだよ。僕たちにはネパールにいても良いチャンスはないし、電気はないし。だから外に行ってよい教育を受けてよい仕事を見つけるしかないんだ」

この答え。かなり的を得ています。
実際私が出会ったネパール人の若者はほんとうに!1-2年働くとアメリカ、イギリス、インド、オーストラリア、タイなどなどさまざまな国へ飛び立っています。

みんなネパール大好きだけど、自分の国の中で機会がないからと外にでていきます。
そのため、ネパールの若者にとっては語学は死活問題。
だからみんなテレビ(ヒンディー、英語の番組やってます)を見たり、学校に通ったりと積極的に学びます。

高度な語学力は、インドやその他諸外国とのビジネスも可能にしています。


反面優秀な人材が海外に流れていくのはネパールにとっても深刻な問題。
HimalayanYukiも少しでもネパールでの雇用につながればと活動を始めました。
やっぱり自分の国で暮らすことをみんなのぞんでいるから。

しかし日本も今までは雇用が安定していたけれど、このさきはどうなるかよくわからないですね。
もしかして海外に雇用の機会を求めていくということもそんな先の未来ではないかもしれない・・・。
そうすると、やはり語学力は必須です。
がんばらなければ~日本の語学教育制度よ!


ネパールの街のいたるところでこういう看板ありました・・・。新聞にも必ずあるこういう広告。
それだけ海外で勉強する需要が多いということですね。

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