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初体験 ワンマンバス

ネパールのバスはトゥーメンバス。
お金を集めたり目的地を伝えたりする役割をするサブドライバー1名、そしてドライバーの2名でトゥーメン。
前に立ってるピンクのTシャツの方がサブドライバー。このサブドライバーがさまざまなエピソードを乗客に提供します。

昨日飛び乗ったバスに気づくとサブドライバーはおらず、あら、このバスはもしかしたらワンマン?と・・・。きっと病欠だったんでしょうね。
ワンマンバス、初めてです~なんか新鮮~


日本だと当たり前のワンマンバスですが、アナウンスや自動のお金を集めるシステムのないネパールのバスでは結構ドライバーさんへの負担が多いです。(日本のバスドライバーさんも一人で仕事こなしてすごいですけどね!)改めてサブドライバーの存在の大きさを認識しました。

大きなバスを運転しながらバス停の名前を大声で叫び、乗る人には目的を案内し、お金を集め、計算しておつりを渡す。人が多いときはもっと寄ってと声をかける。

振り向くドライバーさんは負荷の大きさからか汗かきかき、眉間にはしわが寄っています。

ドライバーさんの様子を見てお客さんが自然に助けてくれます。

着いたバス停の名前を叫び、降りる人を促す、目的地をドライバーさんが叫ぶと別のお客さんも叫んでくれる。お金をお客さんから受け取り、ドライバーからおつりを受け取る係などなど・・・。自分が降りるまでみんなそれぞれ役割を果たしながらバスは進むのです。




私は前の席に座っていたので、最後のころは自然に私がお金を集めておつりを配る係に。(笑)
どこから来たか、何名か聞いてから運転手さんに伝えてお金を渡し、おつりをまたお客さんへ。

私「どこから乗りました?」
おばちゃん「あっちから」
私(また~適当な!)「あっちからってどこ?」
おばちゃん「だからあっちのほうから」
私→運転手さん「あのう~あっちから乗ったって言ってます」
運転手「・・・」

そんなやりとりがあり、かなり面白い体験になりまして。

やっぱりサブドライバーがいないとバスはスムーズに動かないので、結構移動に時間かかりました。改めてサブドライバーの存在の大きさと、それをカバーできる人のつながりのすばらしさを感じました。










こうやって人と人がつながって助け合わないと、まわっていかないので、当たり前にみんな手助けします。こういう面白いスパイスが生活の中にあって、人とのつながりを肌で感じることができて面白い経験になりました。





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