仏陀の生地、ルンビニを訪れたお話を。
ルンビニには仏陀の生まれた場所、悟りを開く前まで暮らした場所、悟りを開いてから戻り教えを広めたところがあります。ほとんどの人はこの生まれた場所を見にいくようです。
仏陀が生まれた場所はこのように建物の中で保管されていました。なんと日本の建築家 丹下健三先生がマスタープランを作り、現在もそのマスタープランによって整備が進められているそうです。
(知らなかった!)
仏陀の足跡 生まれてから足をつけた場所と言われています。(この話はまた別の機会に!とても興味深いのです)
そしてこれが寺院の跡地です。この寺院の遺跡はなんと日本の考古学チームが発掘したそうです。それまでは土の下に埋もれていたとのこと。
なんてすばらしいことをしてくれたのでしょう!
仏陀が生まれるのは5つの条件がそろったときにだけだそうです。
とても時間がかかるらしく、現世にて仏陀が生まれたことを知る私たちは本当に幸せものだと僧侶の方が言われていました。
仏陀が生まれる5つの条件、それは
1. ヒマラヤの麓、インドの北側
2. 貧富の差が激しいところ
3. 母親
4. カースト(なぜかチェトリとブラーマンというカーストからしか仏陀は生まれないそうです)
5. 経済力
貧富の差が激しく、一方は本当に裕福な暮らしをしているのに、一方は貧しくて動物以下の扱いを受けるという環境でないと、悟りを開くにいたらないというのです。
日本のようにみんな同じくらいの生活をしているところでは仏陀は生まれないといわれていました。なんか納得。ネパールに来て生きる意味や真実についていろいろ考えさせられます。
ヒマラヤの麓というのは、本当に特別な場所ですよね。神様の誕生はヒマラヤの麓から。ヒマラヤの姿を見ると、本当に納得させられるのです。
ルンビニについては、4月から開講される中国新聞文化センターの講座でも説明する予定ですよ!
ぜひお越しくださいませ~(詳細はまた後日)
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