先日車で外出していたら、道端でたまたま運転手さんの親戚で仏教の尼になった方にばったりと出会いました。せっかくだからお茶でも飲んでいってとお誘いを受け、尼僧院の中に。(初体験!)
やはりチヤ(チャイ)でおもてなしを受けました!
6名の尼さんがここで修行をし、生活をしているとのことでした。
仏陀の像があって本当に厳かな雰囲気。
日本だと親戚が尼さんになるってあんまりないことですが、ネパールだとあまり珍しくないらしいです。もちろん数はそんなに多くないけれど。
日本だと尼になるっていうと、きっと大反対するでしょうけど、ネパールだとそれもひとつの道と受け止めるみたいです。神の道に入ることは、社会的にも尊敬を受けますし、決して悪いことではないのです。
尼さんたちは、勉強するためにインドやチベットなどいろんなところに出かける機会もあるそうです。自分の選んだ道に進んだ尼さんたちはみんな充実した顔をして自然でした。
日本はまだまだ画一的な社会なのでみんな同じような生き方を求められます。
でもそんなところに居心地の悪さを感じている人はきっとたくさんいるだろうと思います。
いろんな道を選べて、社会的な受け止め方もそろっていたらいいなと、尼さんたちの充実した表情を見て思うのでした。
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