ネパールは多民族国家なので新年もそれぞれの民族で異なり、年に数回新年があります。
世界遺産のボーダナートでもこのソナム・ロサールを盛大にお祝いしました。
ちなみに、ソナム・ロサールの干支も今年ねずみ年です。
3日間続くこのお祭り。
まずはグルへの感謝から始まります。
グルというのは師匠のことです。
初日は師匠に感謝をしに会いに行き、師匠から一年無事にすごせるように、祈願してもらいます。
師匠というと日本では職人さんの世界でしかピンときませんね。生き方、考え方において自分をより意識の高い方へ、正しい方へ導いてくれる方のことです。真っ暗な暗闇にともる灯りのような存在です。自分一人だとたどり着けない道も師匠がいるとより早く、正しい方向にたどり着けます。
日本にはこの考えがないため、人は迷い、悩み、苦しみます。
自分のやっていることが正しいのか、正しい方向へ進んでいるのか。グルがいることで確認できるのです。
この考えは素晴らしいなと思います。
そなえられたたくさんのお花・・・。お花はとっても心を穏やかにしてくれますね。 |
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