日本でいうお正月のような存在のダサインが昨日から始まりました。
昨日は大麦を植える日です。次の満月の日まで15日間続きます。
この日が来るまでにお母さんたちは少しずつ儀式のために必要なものを少しずつ集めます。大麦やら土、ポットやら、お祈りの儀式に捧げるお花や葉っぱなどなど・・・。
Ghataというポットのまわりに大麦をたっぷりとつけます。 大麦のまかれた土は女神さまの宿るベッドになるといわれています。
このGhataを置く時間までも、何時何分と指定があるのですよ~
まいた大麦はダサイン期間中少しずつ芽をだしぐんぐんと伸びていきます。
10日目がダサインのメインの日でティカをつける日です。年長者の方のもとを訪れ、家族とコミュニティの結束を強くする日でもあります。
カトマンズは東京のように地方出身者の人たちが多いので、みんなそろそろ村に帰り始めています。
バザールは村に持っていくお土産やら買い物する人でごったがえしております。
みんな服を新調するそうなので、テイラーさんたちはかなり繁盛していますよ。
ダサインが始まったら、カトマンズはしーんとするみたいなのですが。
今はダサインが始まる前だったからなのか、どこに行っても渋滞渋滞で、そのシーンとしたカトマンズをちょっと体験してみたい気分になります。
でもみんなのうきうきする表情を見ると、ダサインはやはり家族の結びつきを強める大切なおまつりなんだなと思うのです。
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