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ネパールの牛乳

広島は初雪だそうですね。
とっても寒い時期を迎えているんでしょう。
みなさんあったかくして過ごしてください。


さてカトマンズもここ3-4日前から突然曇りと雨が続き気温がぐんと下がってしまいました。カトマンズの近くの山にも雪がふったそうで、日中日がささないし、家の中にいても外にいても寒いです。

唯一あったかいのはぎゅうぎゅうの満員バスですね(笑)。
知らない人とぎゅうぎゅう押し合いながら、「あったかーい」とくっついて眠る野良犬の気持ちがわかるような感じです。

さて今日はネパールの牛乳を通じて日本の牛乳についてのお話。

カトマンズで買う牛乳はこのようなプラスチックの袋に入ってきますが、2-3日置いたままにしておくと脂肪分が固まってきてこのようになります。
白っぽく見える塊が見えるでしょうか。

そう、これは日本では生クリームを使ってしばらくおいていたことのある人は経験したことのあることですね。脂肪分がだんだんと固まってくるのです。
(これが腐ったからだ!と誤解する方もいらっしゃるのですが、決してそうではないのです。脂肪分が固まってきただけのことです)

この現象、日本では生クリームでは体験できますが、牛乳ではこのようなことが起きません。

なぜかというと、日本の牛乳は初めに脂肪分を取ってからバターなどの生産にまわしてから牛乳が生産されます。

料理教室でも何回か説明してますが、初めて聞くと、ピンとこないんですよね。

脂肪分を取っていない牛乳だと、こんなふうに脂肪分のみがかたまってくるわけです。

日本も昔は生乳の牛乳が販売してたよと聞いたことがあります。

夕方になると脂肪分が固まって上にクリームの層ができるのです。(おいしそ!)

脂肪分がとっていないプラス、ネパールの牛乳は低温殺菌(パスチャライズド)です。
なので味がしっかりとしていて、おいしいのです。


海外は結構パスチャライズド牛乳が多いのですが、日本は高温殺菌が多いですね。





うっかり温め忘れていた牛乳パックから、今日は日本とネパールの牛乳の違いについてのお話でした~











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2 コメント

サムジャナ さんのコメント…
袋入りの牛乳、買ったらすぐに飲んじゃうのですかね?
高温殺菌の脂肪分を取っちゃう日本の牛乳は、本来の味が味わえませんねー。
美味しい牛乳が飲みたーい!!!

先週は広島市内も雪でしたが、その後は例年ほど寒くはないですよ。
ぎゅうぎゅうのバスには乗ってみたいような、そうでもないような。
日向ぼっこできないなんてつらいでしょうね。でも焚き火で温まるのかなぁ?

寒さ大変でしょうけれど、お体気をつけてー!
HimalayanYuki さんの投稿…
今のところカトマンズの人たちも大体毎朝牛乳を買いに行きます。
新鮮に飲むというのがモットーです。まあたまに2-3日そのままにしておくこともありますが。
その日の牛乳は大体その日のうちに一度沸騰するまで温めておくと分離せずおいしく飲めます。
脂肪分高いので、その分ひと手間かけておいしく飲むという感じです。