この4日間は地震支援で村に行ってまして、ブログがアップ出来ませんでした。
村に滞在していたとき、ネパールの前首相スシルコイララ氏が亡くなるというニュースが飛び込んで来ました。
ラムジュン州では計画停電がないので、24時間電気があります。
ニュースがはいってくるとみんなテレビの前に座って釘付けです。
日本だと前首相が亡くなっても新聞にのるくらいですが、ネパールでは政治に貢献した高名な方はこうやって国葬するのだそうです。
氏は憲法を作ったということで非常に高名な方でした。亡くなったとき、彼が持っていた資産は携帯3つだけだったそうです。自分の資産をもたず、シンプルに生きた政治家でした。ネパールの政治のために尽くした人でした。
昨日からテレビのチャンネルすべて前首相の国葬を放送してます。ご遺体を焼き場まで行進しながら運び、荼毘にふすまで放送してました。全チャンネルですよ!
カトマンズには大勢の人たちが押し寄せ、ネパールの政治に貢献した方を見送ろうとしていました。
そして氏が所属していた党(nepali congress party[nepali democratic party]) 13日間喪に服すということですべての業務はストップだそうです。昨日は学校、会社、公的機関すべてストップ。
昨日は村から歩いて降りたのですが、どこに行っても村の人たちはテレビに釘付け。
私たちも紅茶を飲みながら村人たちとニュースに釘付けになるのでした。
2 コメント
すごいなぁ。
シンプルな生き方にはまだまだですが、少しずつでも近づきたいです。
人生を通じて政治へ情熱を注いだ方だったんでしょうね。
遺族がこうした国葬を希望されたらしいです。
人はいなくなって初めて偉大さを知るのかもしれないですね。