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脚光あびる、電磁調理器

燃料不足でいままでネパールではあまり流通していなかったものが流通を始めています。

そう、それは電磁調理器。

電気さえあればガスを使わなくても作れるとあって、電磁調理器を取り入れる家庭も増えています。

しかしネパールは計画停電のある国です。
24時間電気がくるわけではないし、朝や晩調理する時間に電気が来ているかの保証はありません。ちょうど電気が来ていればこれで一気に作って、朝と晩に食べるという感じです。

電気が夜12時に来るとなれば起きて次の日の食事を一気に作り置きする家庭もあります。

燃料不足になってネパールの人たちに、「つくり置き」という選択がでてきました。

日本だと当たり前の作りおきですが、ネパールの人たちはできたてを食べるということに習慣があるので、この「作り置き」でみんな若干テンション下がっています。

他には薪を買ってきて、薪で調理する人たちもいます。

薪で作るのは大変なんだけども、実は薪が一番味はおいしいんだよね~、とネパールの人たち。

電気で温めた料理はすぐ冷めてしまうし、味も電気よりガスがおいしい!と最近のみなさん、電気で調理することの経験が増えていろんな発見があるみたい。

「前は薪で作ったチャイが一番おいしいって言ってたけど、今はガスか電気かでガスのほうがおいしかったという時代がやってきたんだ」とみなさん口をそろえて言います。


ちなみに私が個人的に気になったメニュー。

見えますか?ロティという調理メニューが組み込まれてました。

しかしこの電気で調理することに向いてないのがロティだそうです。

一度作ったけど、ぱりぱりに仕上がらず、仕上がりもなんだかねとっとしてるらしい。

ロティを作るときはガスが絶対においしいらしいです。



この燃料不足で毎日いろんな発見があります。



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2 コメント

サムジャナ さんのコメント…
ほんとだぁ!ロティのフライパンのマークまで書いてある!
薪で焼いたロティが食べたいですね〜。
電気やガスもありがたいけれど、
薪のもつ力はすごいですね。
人を元気にするし、料理も美味しくしちゃう。

ネパールの燃料事情が早く元に戻りますように。

サムジャナ
HimalayanYuki さんの投稿…
ネパールの燃料事情、早く元にもどればいいのですが、9月から続いております。
今日は少しガソリンの供給があり、みんなものすごい並んでました。
あんな行列は日本では見たことない・・・。