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ネパールの子供たち

昨年、教育プログラムでとある村のホテルにとまったときのこと。

小学6年生の女の子と男の子がホテルで働いていました。

聞けばこのホテルのオーナーさんが学校の学費をもつかわりに朝と夜、ホテルで働いているそうです。

子だくさんのおうちで、学費まで手がまわらないそうです。

でもこの子達、ほんっとうによく働くんです。

朝、神様にお香をたいたり、洗濯したり、食器を洗ったり、食事をだしたり。
背がたわなくても一生懸命、椅子にのってシーツを干しています。





これを日本の人がどう受け止めるか、なのですが。


きっと人それぞれだと思うのですが、私はオーナーさんをはじめスタッフの人もしっかり教えているので、この子達大きくなったら生活に必要なことは全部身につけてるだろうなと感心しました。


大きくなったらとっても素晴らしい大人になるだろうな、そう感じました。


ちょっとはにかんだ笑顔で
「What is your name?」と英語で聞いてきてくれました。

そのあとネパール語でお話していたら、男の子が遠くを指さして、
「あ、あそこに僕のお母さんがいる!」と教えてくれました。

「え~どこどこ?」と言うと「見ててね!僕行ってくるから!」といきなり走り出し、急な階段をお猿さんのように身軽に降りていき、さらに走ってお母さんの元へ。

遠くからお母さんと一緒に手を振ってくれました。

この子達が笑顔で学校で勉強できるように、明日から教育プログラムへ出かけてきます。

先生たちが生徒たちに心地よい勉強が楽しめる環境を作ることが子供たちを学校へと導きます。

ということで、明日からしっかりと教育プログラムのテーマをネパールの先生たちに伝えるようにでかけてきます。

ブログの更新は不定期になるかもしれませんが。

気長に待ってみてください!




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2 コメント

samjhana さんのコメント…
生き生きとした笑顔ですね。学ぶことの意欲もヤル気も高いでしょうね。
学校だけでなく、ホテルの方や家族からも生活や社会について学べて、身に付けていくのでしょうね。
教育プログラムの様子、楽しみにしています。
いってらっしゃ~い\(^o^)/
HimalayanYuki さんの投稿…
とーっても素敵な笑顔でしょう!
この子達、この年ですでに生活に必要な知識や技術は身に着けていました。
朝晩働いて、学校もとなると疲れる日もあるんでしょうけれど。でもこの笑顔やこの子達の働く姿をみてなんだかとっても晴れやかな気持ちになった日でした。