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さてこれは何でしょうか。


ネパールの村のおうちで発見したもの。

さてこれが何かわかりますか?

これは蜂の巣です。

ネパールの人たちは蜂が巣をおうちの中で作っても、取り除いたりしないのです。縁起が良いものとして、そのままとっておきます。
この蜂の巣も、10-20年前に作ったものをそのままずーっと取り除かず おいてます。

ネパールの人は虫をむやみに殺したり、巣をつついて落したりなど、しません。
攻撃をしなければ虫に必要な範囲で行動するものだととらえています。

つばめの巣も縁起が良いということで、役目を終えた後でもずーっと残しているそう。

この蜂の巣、このおうちの歴史をずーっと守りつづけてここに残っているんだなと思うと、なんだか感慨深いです。

ネパールの人の虫に対する心に触れると、虫に対する思い込みや距離の遠さなど、日本では多いな~と感じます。

一寸の虫にも五分の魂とはこのことです。




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3 コメント

samjhana さんのコメント…
つばめが軒下に巣を作るのは大丈夫だけど、蜂となると…
生き物全てに役割があるんですよね。

前日、丁度テレビでネパールグルン族のハニーハントを特集してました。
ハンター役のの長老は、断崖絶壁の蜂の巣を取っていましたが、蜜の量が少ない年でも必ず巣の半分は残すのだそう。また来年も巣を作ってくれるように。
採った蜂蜜を村の人達一人一カップずつ分けあっていたのも印象的でした。
HimalayanYuki さんの投稿…
samjhanaさん

こんばんは。
蜂は自分の巣を作り、次の世代を作るのが目的であって、巣立ちを迎えると去っていきます。日本だと、巣を取り除くので、危険を感じて攻撃するのです。
虫は自分が危険を感じたとき以外、人間を攻撃することはないので、ネパールの人は虫のことをよーくわかってるんだと思います。
HimalayanYuki さんの投稿…
samjhanaさん

こんばんは。
蜂は自分の巣を作り、次の世代を作るのが目的であって、巣立ちを迎えると去っていきます。日本だと、巣を取り除くので、危険を感じて攻撃するのです。
虫は自分が危険を感じたとき以外、人間を攻撃することはないので、ネパールの人は虫のことをよーくわかってるんだと思います。