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ネパールは多民族国家

ネパールは多民族国家。

標高の高いところに住む民族の生活を見てみようと、標高の高い山を目指して歩きました。

すれ違う人たちの言葉がネパール語とは違うものが聞こえてきます。
標高を上げて登っていくと、人も植物も少しずつ変化が見えてきます。
今日からは少しずつ多民族国家から見えるネパールを紹介していきます。

道の途中でタマン族の子供たちに出会いました。
手にはシャクナゲ。ターゲットは私たち!

あちら側から走って「ナマステ~」とシャクナゲを持ってきました。

この季節、ネパールの標高1800m~2000mまでの森はシャクナゲに覆われます。
シャクナゲは急斜面に自生しているのですが、この急斜面を降りて木に登り、子供たちはシャクナゲを摘んで、お小遣いを稼ぎます。

シャクナゲを2つもらって、アメを2つあげました。
すると


 

 タマン族の言葉で何やら森に向かって叫んでます。
察するところ、森でシャクナゲを摘んでいる仲間へ
「おお~い! ここに来たら アメもらえるよ~」と叫んでる様子。

やばい、これはまた別の仲間がやってくるぞ、と後ろを振り返ると、シャクナゲを両手に持って、男の子が超特急で走ってやってきました。

女の子たち、タマンの言葉で「早く早く~」とせかしてます。


超特急で走ってきた男の子。鼻水カピカピ。(かわいい!元気な証拠!)
一生懸命取ってきたんだろうな~と思い、またアメとシャクナゲを交換。

タマン族の人たちにはタマンの言葉があって、習慣も違います。
この子達は学校でネパール語を習い、おうちではタマンの言葉を話します。

だから私たちともお話することができました。
シャクナゲを愛する心はネパール人共通。

民族の感覚のない私たち日本人からすると不思議な感覚ですが、新たな刺激を受けます。

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