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村の暮らし-食べさせる村人編-

ネパールは数年前まで最貧国と言われていた国です。

なので日本人から見るネパールというとどうしても「貧しい」がイメージとしてついてきてしまいます。
しかし現実的にいうと村では農民がほとんどを占めているので食べ物は豊かにあります。

砂糖や塩などは外から買うのですがほとんどが自分たちで作って食べています。


食事はこういうふうに1枚のお皿にご飯とおかずがのってきます。このご飯の量は日本のお茶碗軽く2杯分はあります。大体ネパール人の人のプレートにはお茶碗3-4杯分が一気にのってきます。
私は外国の客人ということで、まずこの量からスタート。着々と食べて残り少なくなるとおかわりがつがれます。

ワンプレートを必死になってやっと残り少なくなったときに、このおかわり分がつがれるので私も必死に「もう入らないです。もうつがなくていいですよ。」と言うのですが、そのときにっこりと笑って「もう一口食べたら?」と言われます。

一口なら・・・と受けるとざあーーーっと大量につがれてしまいます。
「あ、あーーー!!!」という声が思わずでるくらいの量をつがれてしまいます。見ると隣の人からも同じようなやりとりが聞こえます。みんなたくさん食べさせるのを止めるのに必死です。

とにかく食べさせるネパール人たち。
食べさせるための決まり文句に「おいしいんだったらたくさん食べてね!」と笑顔で言ってきます。

食べながら食べ過ぎておなかがいたくなるのを感じます。
ひーひー言いながら食べてる私をにこにこ笑顔で見つめる村人たち。これを食べ終わりそうだったらまたつがれるのだろうか・・・私食べすぎで死んじゃうかも・・・。と思うとその笑顔にもぞっとするときがあります(笑)。

そのくらい食べさせるのって、ぜんぜん貧しくないですよね。
どこに行っても食べさせ食べさせ動けなくなるまで食べさせるネパール人。
私の中のネパールのイメージは食べ物が豊富にあって豊かな生活をしている、です。

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